おととーく(あーちぇ@ar_yoppi)

好きなものや大切な思い出が、生活の一部になりますように。

2019年に参加した伊藤かな恵さんのライブ感想~2020年に観たり聴いた伊藤かな恵さん出演作品

2019年は伊藤かな恵さんをライブなど生で拝見できる事が多かったり、CDアルバム発売と、特に音楽活動を応援している身として嬉しかったです。

 

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(カナエルケシキのライブツアー・リリースイベント 、ランティス祭、長野でのフェス:アニライブ、 鷲崎健のアコギFUN!クラブのライブ出演、nano.RIPEのライブゲストなど)

 

長野アニライブでは初披露の曲も。

 

 

ランティス祭はレーベルでの一番大きいライブなのです。

最後、伊藤かな恵さんのあいさつで、今後も音楽活動を続けていく事を示唆する内容が聞けて良かったです🙏— あーちぇ (@ar_yoppi) 2019年6月22日

 

デビュー10年という区切り。活動終了の発表なんてことないよね、、?と怯えていたファンもいることでしょう。

声優さんの音楽活動って、本来そんなに長く続くわけじゃないのです。だからファンとしても、覚悟と期待の大舞台でした。

本当に救われました。

 

この発言の前に、あとどれくらい、このペンライトの光を見られるだろう。というようなことも言われていました。

まさに『メタメリズム』での

「君に逢うまで知らないでいた 些細な素晴らしい日々を 君がくれるひかりの粒が僕の色を変えていく」なんですよ!!!

 

デビュー10年目のライブにて、1stシングル 『ユメ・ミル・ココロ』をずっと歌い続けられる良い曲だと大切に想ってくれる嬉しさ。実際これまでワンマンライブでは必ず歌われています。かな恵さんの言うさいしょの一歩にも通じ、はじまりって大事だと自分は思っているのですが、意外とデビュー曲や1stアルバムを後年のライブで歌わなくなっていくアーティストって結構多いのですよね。

「かわりはじめて あなたと 会ったときを思いだした」という2番の歌詞でこの光景で号泣するようになりました。

 

 

と言いつつも翌年開催されたわけですが、

2012年のココロケシキツアーではライブは苦手なもの、と仰っていたかな恵さんが、

(2013年の初1日2公演のミアゲタケシキライブ・2015年の初地方公演もあったツナガルケシキツアー・2016年の初の地元凱旋もあったカサナルケシキツアー・各種リリイベなどを経て)

2018年のデアエタケシキツアーでは楽しくて終わりたくないと、笑顔で泣きながら、必死に手を握りしめていたのが見えたライブに。

まさに『わたしの一部、きみも一部』にあるような、かな恵さんご自身の挑戦の賜物です!!「聴き心地のいい音を手放して ザラつくココロに身を委ねてみたい」

初めて最前センターで観られた日に、こんなにも涙されるかな恵さんを観られたのも初めてで記憶に残るライブでした。

 

そして2019年のカナエルケシキツアーでは、笑顔でお客さんを見続けて放心するシーンがあった。

今までは曲世界に入り込んで演技するように歌われていて、歌手ではなく俳優として歌っているという発言の裏付けのように感じていたのですが、

ついに、本当にこの場所この瞬間を楽しめるようになったのだなぁと思いました。

 

伊藤かな恵さんのイベント(接近戦!!!)に参加してきました。曲の解釈やレコーディングの時の感情について深く聞けて、とても良いイベントでした!歌う事を"表現"と何度も言われていたのが印象的です pic.twitter.com/4ludiQTXiN— あーちぇ (@ar_yoppi) 2019年9月7日

キャラの10年後について話される場面があり、想像するだけでうれしく泣けてくるなどと仰るなか、受け答えで○○は~と答えるところを途中から、ご本人が無自覚にキャラになりきって私は~とキャラの将来などを語っていて、キャラと同化するような一幕がありました。

完結した作品の演じたキャラのその後を考えていること、憑依していること。演者として本当に素敵だなと感じた。

 

また音楽活動でも初期曲のレコーディング時の部屋や心境をまだ覚えていると語られていたり、

自身で作詞した曲の「1単語」だけ、誤解を招くからアツミサオリさんから変えたほうがと言われた際に、

この言葉を変えてしまったらこの曲は成り立たない、と考えて全ての歌詞を書き直した、というストイックさが伺えるお話も。

 

この数分後に直接お話する機会があったのですが、涙を堪えるのが大変でした。

『うまれたしるし』「出逢った日から思い出しながら歩く ちょっとこそばゆくなって」

 

伊藤かな恵さんツアー全公演当選してました— あーちぇ (@ar_yoppi) 2019年9月12日

伊藤かな恵さん曲の歌詞が大好きなのは(ご本人作詞はもちろん提供も)、これまで見てきたライブなどを通して、スタンスだとかに直結していると感じることも多くて、歌詞を連想するだけで泣けてしまうから。
伊藤かな恵さんをアーティストとして尊敬しています。今日の10周年ツアー千秋楽楽しみです! あーちぇ (@ar_yoppi) 2019年12月29日

 

本編が1stライブの1曲目最後の曲ともに同じ構成だった。

 

さいしょの一歩が大事であるということは、なんとかな恵さんが声優デビューして間もない頃の旧ブログ記事から最近に至るまで、ずっと言い続けられていること。

「新しいさいしょの一歩」「進むことに間違いなんてない」

 

当時の曲を聴き返すと今のかな恵さんへの目標、応援ソングになっていて、それを着実にこなしている。そんな実直さもかな恵さんの魅力のひとつなのです。

 

伊藤かな恵さんは「自分が作詞すると結局は自分への応援ソングになってしまう」って仰るけれど、だからこそ真実味があるんだと思います  — あーちぇ (@ar_yoppi) 2019年12月30日

 

逆に自身が作詞作曲していない曲でも、積極的に介入されるのが良いところ。

大好きな歌手からついに提供を受けた際も、提供者自身が歌う曲としては良いかもしれないが、「伊藤かな恵として出す曲としての意味」では違うと、泣きながら直談判したというエピソードもある。しかもカップリング曲で。

 

声優さんの中には提供者を知らないどころか打ち合わせもしていない、あるいはプロデューサーが好きだったから提供になったと話すバンドマンもいるくらいなのに、受け身ではない活動をされているのが信用でしかありません。

作品や制作者の器として、なのか、本人として歌うべきなのか。

伊藤かな恵らしさのみが大事なのではなく、本人が歌うべきかという意味なのです。

あえて伊藤かな恵らしくないと思われるような部分を全面に出した歌詞を書こう、としてリリースした暗い曲もある。

 

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一方で2020年は、リアルイベントが少ないかわりに、アニメ・音声作品・配信・ラジオなどで常に拝見する機会がありました。 声優活動としては怖さや癒しなどを伴う役柄など、今まで以上に幅広い演技を聴けた点が良かったです。

 

そして今年は出演過去作が新たに、動画配信サービスで多く公開されたこともあり、伊藤かな恵さんきっかけで色んなジャンルへ手を伸ばし新たな作品に触れられました。(声が好きすぎて観るのがしんどい、という気持ちをここに来てやっと乗り越えながらw)

 

[アニメ]

<レギュラー出演>

とある科学の超電磁砲  S(2期)/T(3期) : メインキャスト・佐天涙子

宙のまにまに : メインヒロイン・明野美星 役

神のみぞ知るセカイ  1期/2期/OVA/女神篇(3期) : メインヒロイン・エルシィ 役

はるかなレシーブ : メインキャスト・立花彩紗 役

大正野球娘。 : 主人公・鈴川小梅 役

侵略!イカ娘  1期/2期/OVA : メインキャスト・長月早苗 役

ハイスクール・フリート : サブキャスト・杵崎あかね、杵崎ほまれ 役

あそびにいくヨ! TV/OVA : メインヒロイン・エリス 役

政宗くんのリベンジ: サブキャスト・木場菊音 役

オオカミ少女と黒王子(2021年1月視聴完了) : 主人公・篠原エリカ 役

 

<単話出演>

名探偵コナン *988話 : 大淀祐子 役

トニカクカワイイ *1話 : 柳先生 役

鬼滅の刃 *20話 : 姉蜘蛛 役

 

[音声]

恋と弾丸 ドラマCD  : 主人公・ユリ 役

ねこぐらし。2 〜チンチラ猫娘と癒やしの足湯〜  : 主人公・チンチラ猫 役

 

[音楽]

叶えちゃお *複数人

イトシキヒビ *店舗別購入特典

 

[作品以外]

各種配信(NHKでの声優講座・アニメ関連・舞台)

ラジオ(レギュラーの3番組・ゲスト出演・BD特典CD)

など