齋藤彩夏さん・小林沙苗さん・麻生かほ里さんら出演「サクラ大戦 紐育星組ライブ2011」感想

サクラ大戦というゲーム・アニメの世界をミュージカル形式にしたもので、今回の星組とはそのシリーズのⅤに登場する部隊。

特にメインテーマである「地上の戦士」という曲が大好きであること、齋藤彩夏さん・小林沙苗さん・麻生かほ里さんに興味があったため、サクラ大戦のイベントは初であったが見に行くことに。

齋藤さんは声優としてアニメ「桜蘭高校ホスト部」「フルーツバスケット」の演技から、麻生さんはゲーム「ワイルドアームズ」シリーズの各主題歌を担当されていることから興味があったし、小林さんはこのサクラ大戦の歌を聴いて歌唱力や声質に惹かれました。

キャストで特に目を見張ったのは、お目当ての齋藤さん。
担当されたリカレッタという役は『明るく陽気な元気少女。いつでもどこでも歌って踊っている』という性格で、

かわいらしい・無邪気な役の声を担当させたらとても似合う方であり、存分に発揮されていました。
齋藤さんはもともと声優だけでなくて、舞台女優としても活躍されているという強さがあるのか、
ほかのキャストが、メインとして演じているシーンでもいわゆる、ガヤ・モブ的な動作をしているところで、良い意味でとても映えているし動きが軽やか。

やはり声優さんが演劇をやるというのは、もともと職業柄声を使うことに長けているためとても良いことだと思います。
齋藤さんの出演しているほかの舞台も見に行きたいなと思いました。

本イベントはミュージカル形式のため、各キャストがキャラクターを演じながら進められ、素は出さない。
そのため歌はもちろんのこと、キャストの演じる姿がしっかりと見られる。
歌をメインに楽しもうと考えていたものの、舞台や演出、ダンサーなど大掛かりで実際には演劇の部分がとても良かったです。

今回のストーリーとしてはトタバタ・ギャグ的な部分が面白く感じました。

ファン層は、やはりサクラ大戦のライブなどのイベントに以前から参加されている方が多いようで、
３０代～が多いように感じ、男女ともにいる。ペアが多いかもしれない？

サクラ大戦のイベントは「歌謡ショー」と称される場合もあり、雰囲気はそのような催しを見に行く参加者たちという感じで、
普段アニメゲーム好き・声優ファンのようなイベントで見るような方々はあまりいなかったようにも見受けられました。

小林沙苗（ジェミニ・サンライズ役）／皆川純子（サジータ・ワインバーグ役）／
齋藤彩夏（リカリッタ・アリエス役）／松谷彼哉（ダイアナ・カプリス役）／園崎未恵（九条昴役）
菅沼久義（大河新次郎役）／
内田直哉（マイケル・サニーサイド役）／麻生かほ里（プラム・スパニエル役）／本名陽子（吉野杏里役）
田村連（ボブ・ラッシー役）／笠原留美（大河双葉役）／
園岡新太郎（ダンディ・団耕助役）／西村陽一（西村ヤン太郎役）／Ｖｅｌｏ武田（ベロムーチョ武田役）
久野綾希子（ラチェット・アルタイル役）
岡本麻弥（ソレッタ・織姫役）／伊倉一恵（レニ・ミルヒシュトラーセ役）