「No Life Negotiator」ステージイベント @ドリームパーティ大阪2011秋 感想
「ドリームパーティ大阪2011秋」に参加してきました。
今回の目当てはステージイベント。なかでも「No Life Negotiator」(通称:ノラネコ)。
ゲームメーカーのcircusから生まれたバンドで、ボーカルが加瀬さん(通称:あいなん)だったりする。ここでは楓さんだけどw
(22日、正式にブログにて発表されました。『No Life Negotiator』本格始動!)
加瀬さんといえば、『空を飛ぶ、3つの方法。』の曲がデビューであり有名だけど、個人的には『Canvas3』のイメージソングである「Candy girl」が好き。のちにゲームサントラだけでなく加瀬さんのアルバムにも収録されたのは驚いたけれど。
まだノラネコはデビューシングルの発売は先ながら、今回のドリパからライブを行うことになったようです。
ドリパ東京には行けず、レポートもネット上に無かったように思うので、
ツイッターで東京に参加された方およびノラネコのギターであるCoreyさんからリプライにて情報をいただき、参加を決意するにいたりました。
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サーカスのtororo団長による前説ののち、ライブスタート。
●CALLING
●fragment
●みち
●startline
「We are "ノラネコ"!」
というコールと共にノラネコ登場。
『We are "No Life Negotiator"!』
「CALLING」は「startline」ほどアップテンポではないのだけど、開幕にはちょうど良くて、ステージに入り込むには十分だった。
はじめ楽器の音でボーカルがかき消されていたので、少し残念な気持ちになったけれど、数十秒くらいですぐに平常モードに。
それからはもうずっとノラネコのステージに圧倒されてしまった。
「fragment」はカバー曲。
原曲はKAMINによるクリアなボーカルで表現された、ベースの効いたミディアムテンポ曲だった。
個人的には、yozuca* Verのイントロや、rino Verの全体を通した幻想的な雰囲気も好きなのだけど、
こういった完全にロックでアッパーな曲にカバーするのも面白いと感じた。
ライブにおいては、生バンドによる迫力と楓さんの伸びるボーカルで、ライブで聴くとさらに映えて、凄く好きなアレンジに聞こえてしまった。
「みち」は唯一のバラード曲で、歌詞を噛み締めて歌っている感じがして良い。
今発表されているノラネコの曲は、どれにも『何かしがらみを断ち切って、進んでいくぞ!』という意気込みを感じる。
「startline」はデビュー曲で、このおかげで釣られて大阪までやってきたw
ギターの音が前面に出ている疾走感あふれる曲。メロスピ的なピロピロ?というとちょっと違うかもしれませんが、こういう音の使い方は好きなので実際にライブで聴けて良かった。
tororo団長いわく「この人のドラムが好きだからメンバーに入れた」だったが、想像以上に迫力のあるドラム。そして、早弾きギターが気持ちを盛り上げてくれる。
ボーカルも演奏も難しそうな曲で、一部サビの時にはすこしボーカルのピッチの安定感は頼りない感じがしたものの、全体を通して見るとこれ以外のところのボーカルの安定感は想像以上だったし凄く伸びていた。
家で「startline」を聴いていた時は、難しそうだしもしかするとライブで聴くよりCDの方が良いのかもしれないなぁと思ったりもしたけど、そんなことはありませんでした。
というかもう「CALLING」「fragment」の時点ですでに、ライブで聴くほうが良いと完全に思っていて、ほんとライブバンドでした。
ノラネコの前に歌われていた方たちが、一部を除き基本的にカラオケ音源だったので、やっぱり生音って良いなーとしみじみ。